最近の花粉症、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎の治療薬について |
昨日の金曜日の昼休みに、クリニック内においてスタッフ全員が参加して、花粉症やアレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎の治療に使われるお薬についての勉強会を行いました。
これらの病気に用いられる薬は、以前では抗ヒスタミン薬というもので、鼻水止めや、くしゃみ止め、かゆみ止めなどの目的で飲み薬が使用されてきていました。
でもこれらの薬には副作用として眠気が強く出てきたり、倦怠感などが目立つものが多く、最近ではこれらの副作用が改善されてきている薬が多くなってきています。
一般的に薬局などで売られているかぜ薬や昔ながらの鼻炎のお薬には、この眠気が強く出る薬が多く使用されてきています。
そのため、運転などに支障をきたすことが多く、アメリカなどではこの薬を飲んで運転すると罰金を取られる州もあるそうですので気をつけなければなりません。
日本では罰金までにはなりませんが、やはり日常の生活で運転や注意力を使う仕事をしている方にはこのようなお薬は使いづらいですね。
昔ながらの薬によっては、ウイスキーコップ一杯分のアルコールと同じくらいの注意力の低下をきたすものも有るそうですので、気を付けなければなりません。
ここ数年では、これらの眠気や注意力の低下をきたさない薬が数種類発売されてきていますので、詳しくはクリニックのスタッフまでご相談下さいね。
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