旭川市小児科 医療法人社団 土田こどもクリニック


アトピー性皮膚炎とアレルギー性結膜炎の講演会にて・・・そして平原綾香に「ドキッ!」


先週の土曜日(6月30日)に東京でアトピー性皮膚炎とアレルギー性結膜炎の講演会(かゆみ治療のアップ・トゥ・デート2012)に参加してきました。
主な話は、かゆみの強いアトピー性皮膚炎とアレルギー性結膜炎のお話とその治療についてです。
一番目のお話は、「アトピー性皮膚炎に合併するアレルギー性結膜疾患」という題で、東京女子医科大学の眼科の教授のお話でした。アトピー性皮膚炎の患者さんでは顔のかゆみが強いと、何回も顔や目の周りをこすったり叩いたりするので、眼瞼(まぶた)や結膜(しろ目)、角膜(くろ目)が傷つき、これらの炎症が起こったり、ひどい時には白内障や網膜の剥離も起こすことが有ります。
これらの病気はアトピー性皮膚炎の治療で使われるステロイドの塗り薬の副作用ではなく、皮膚が痒くて繰り返し顔をこするためで、薬を勝手に止めないでしっかりと皮膚の治療をすることが大事ということです。また重症で網膜剥離などで手術をした場合でも、皮膚のかゆみが強ければ手術後もまた目をこすったり叩いたりするので、再発のリスクが高いとのことです。
症状は主に目のかゆみや目の痛み、視力障害などです。アトピー性皮膚炎のお子さんにこれらの症状が出てくるときには注意してみてあげる必要があります。
これとは別に、アトピー性皮膚炎が合併していないお子さんにもアレルギー性結膜炎が発症することがあります。アトピー性角結膜炎や春季カタルという病気です。これらの治療には主に点眼薬が用いられます。使用する点眼薬は、かゆみを抑えるために抗アレルギー薬の点眼薬が多く使用されます。最近では涙と同じ浸透圧のしみない目薬も発売されていますので、受診の際によく相談されてみてください。また毎年同じ時期に発症するときには、その時期の1~2週間前から治療を開始すると効果も高いそうです。
他に、皮膚科の先生によるアトピー性皮膚炎のお話がありましたので、次回にご紹介しましょう。

翌日の日曜日には、帰る途中に札幌に寄り、ニトリ文化ホールで公演されました、平原綾香のコンサートツアー2012~ドキッ!~を観てきました。
開始早々の赤いドレス、可愛かったですね。途中からは観客もノリノリになり、10代から80代(?)の全員が、総立ちでしたねェ(n'∀')η。
今回のコンセプトは"スマイル スマイル"。笑顔で人を暖かくすると共に、どんな辛い時でも笑顔で前をむいて歩けばきっといいことがある!!
みんなも笑顔でガンバリましょうね!



 



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