9月1日から、不活化ポリオワクチン(商品名:イモバックスポリオ)が接種開始予定です |
今年の春のポリオの生ワクチンの接種は、副作用の心配もあり、全国的に接種率が低かったようです。今回新たに開始される予定の不活化ポリオワクチン(イモバックスポリオ)は、この副作用が見られない、皮下注射による安全なワクチンとして、日本で認可されました。
このままの予定で行けば、9月1日から自治体の公費負担により、無料で接種が開始できるようになります。
1982年に欧州で承認されて以降、世界中の86か国で接種されている安全性の高いワクチンです。このワクチンは接種したお子さんの便にウイルスが排泄されることも無く、そのため排便後の手洗いに注意したり、周囲の人に伝染する事もありません。
早ければ生後3か月のお子さんから接種を開始することができます。2回目以降は3~8週間の間隔をあけて3回接種して、初回の接種が完了します。これによりほぼ100%の防御効果があるようです。
今までに時期が過ぎていて、ポリオワクチンを接種していない大きなお子さんでも、7歳6か月までは接種することができます。またポリオの生ワクチンを1回飲んでいるお子さんでは、あと2回このワクチンを皮下注射することにより、初回の接種が完了します。
三種混合ワクチン(ジフテリア、百日咳、破傷風)やヒブワクチン、肺炎球菌ワクチンとの同時接種も可能です。
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