Q.熱性けいれんってなに? |
Q.熱性けいれんってなに?
6歳未満の小児において、38°C以上の発熱にともなって起きるけいれんです。急な発熱の前後に起きるひきつけで、検査をしても髄膜炎や脳炎、代謝異常などの基礎疾患が見られない場合にこの病名がつきます。
■ひきつけた時は?
【口の中に指を入れない】
ひきつけている時には、口の中に指や箸入れるなどの余計な行為はしないようにしましょう。舌を咬む事はまずありません。かえって誤飲や嘔吐を誘発することがあり危険で
【楽な姿勢で】
体を横に寝かせ、衣服を緩める、ピンなどの危ないものは取り外すなどして、呼吸を楽にして、安全な体位にしましょう。
【吐くと危ない】
吐き気があれば体ごと横に寝かせ、吐いたものが喉につまらないように気をつけましょう。
【けいれんの様子を覚えておく】
時計を見てけいれんが何分続いているか、けいれんの様子を診察時に詳しく伝えられるようにしましょう。
【あわてない、あわてない】
ひきつけは通常、数分間(だいたい5分間以内)でとまります。ほとんどの場合、生命を脅かされたり、後の後遺症を残すことはありません。
*症状
・目の向き
・顔色
・呼吸の状態
・手足の動きや左右差
・体温
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