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子宮頸がんワクチン(ガーダシルとサーバリック)とB型肝炎ワクチンについて:2


子宮頸がんワクチンは、日本では現在2種類のワクチンが発売されています。

どちらも中学生から高校生の女子のお子様には、公費負担で無料で接種することができます。

またどちらのワクチンも複数回(3回ほど)の接種が必要で、その有効率は約7割くらいと言われています。


大きな違いは「サーバリック」はヒトパピローマウイルス(HPV)と言われる子宮頸がんを発症するウイルスに対する免疫が2種類(HPVの16型と18です)であるのに対し、「ガーダシル」の方は子の免疫をつける型が4種類HPV6型、11型、16型、18です)あるということです。

これによって、「サーバリックス」が子宮頸がんに対する免疫のみに対し、「ガーダシル」の方はHPVというウイルスの感染によって引き起こされる他の性感染症の尖圭コンジローマなどの病気の発症をある程度予防できるという違いがあります。

この病気は男性も発症しますし、このウイルスが赤ちゃんにもうつる母子感染症の原因にもなります。

ただしどちらも子宮頸がんに対する有効性は今のところ同じで、ほぼ100%程度と言われおり、世界中で100カ国以上の国で接種されています。

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