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インフルエンザの講演会

1月16日の月曜日に、インフルエンザの講演会がありました。

富良野協会病院の小児科の先生が、「ほんとは怖いインフルエンザ」と題して、新型インフルエンザ(当時)の流行した時期の話を中心に、インフルエンザワクチンや新しいインフルエンザの治療薬についても講演されました。

3年前の新型インフルエンザが流行した時は、富良野地方でも新聞に載るほどの大流行になり、1日で400人以上のお子さんが小児科を受診され、治療を受けたそうです。その中には重症のお子さんも多く、特に通常の(季節性の)インフルエンザに比べて呼吸が苦しくなり、酸素を使用するため入院の頻度が高くなり、肺炎や呼吸困難の患者さんが目立って多くて治療に難渋したそうです。

その後、2年前からのインフルエンザの流行は、以前から流行しているA香港型やB型がほとんどですので、入院率もそれほど高くなく、しかも1回の点滴(商品目:ラピアクタ)や吸入(商品目:イナビル)などで治療できるインフルエンザのお薬が発売され、治療の選択肢も広がってきています。しかしながらインフルエンザの対策は予防で、ワクチンに加え、基本的にこの時期は手洗いやうがいをしっかりする習慣が必要ですね。

今日の木曜日の外来でも、インフルエンザのお子さんが7~8人以上受診されてきており、これから流行の時期を迎えますので、お子さんの生活に注意してみてあげてください。

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